靴に恋する
靴のデザインというと、機能的に履いて歩けるようにするために様々な制限が出てきます
また商業デザイナーとして生産性の問題など妥協を強いられることもあります
そのような枠にとらわれているのはデザイナーだけでしょうか
消費する側の人間もまた「靴はこうあるべきだ」という狭い常識にとらわれていないでしょうか
市場で販売されている靴だけが「靴」なのでしょうか
今回、靴を履くことを前提としながらもアートとしてとらえることで、その可能性を広げたいと思いました
固定概念をもたずに「靴って何なんだろう」ということを想像し、楽しんでもらえらと思います
そして、いっしょに新しいモノを生み出してゆきたいと思います
プロフィール
MAYO
1982年生まれ。女子美術大学で立体デザインを学び、足が小さい事から靴のデザインに興味を持ってデザイナーとして神戸の株式会社カグラに入社。ヨーロッパのコレクションなどに触れ、商業デザイナーとアーティストとの葛藤に初めてぶつかる。自分のアート作品としての靴作り、絵画作品作りを始めて、個展開催を決意。
一番合戦 孝江 / Takae ICHIBAGASE
1978年生まれ。1999年、神戸学院大学人文学部卒業。靴作りに興味を持ち靴メーカーに就職。木型、パターン、革などの靴製作の基礎を学ぶ。現在、大阪の靴メーカーでデザイナーとして勤務。実用性やファッション商品として以外にも靴の可能性を広げたいという思いから、新しいモノ面白いモノを制作しています。
西田 敏彦 / Toshihiko NISHIDA
1980年生まれ。世の中にちょっとした刺激を与えられるようなデザインの靴を作りたいと考え、日々靴を製作しています。少しトゲのある様な、しかしながらキラッと気になる様な、思わず手に取らずにはいられないような、ワクワクする靴で世の中をちょっぷり驚かせる靴作りを信念とする。